先週、幕張の浜で。

海面からやたらジャンプするボラを見た。
見ていると30秒に一回は視界のどこかで飛ぶものがいる。それは一種異様な光景だ。
調べてみると、要するにこういうことらしい。
さかなクンが言うんだからその通りなんだろう、という気持ちと、なぜボラだけが、という気持ちが交錯する、そんな火曜日。

森のねずみの生態学―個体数変動の謎を探る (生態学ライブラリー)

著者が北海道の森に棲むエゾヤチネズミの個体群生態学の研究をすすめてきた歴史と内容。
人の研究はすごくおもしろいと思ってしまうのは僕だけでしょうか？
メスのなわばり制と繁殖抑制メスの存在から始まって、ネズミ個体群のサイクル変動のパターンからプロセス、メカニズムへと迫る研究は大変おもしろかったです。
最後のほうはまだこれからという内容が多く、最近の論文読んでみたくなりました。
修士を出たところでいったん就職しながらもまた研究の道に戻るところは、そういう道もあるんだなぁと自分の進路に照らして考えてしまいました。
ということでこのシリーズ、もう少し読んでみたいと思います。