2009-01-01から1年間の記事一覧

公開

3月の学会のプログラムが発表されました。 自分の発表はなぜか第二希望のセッションにまわされることに。 それから、同期の論文がEcologyに載ってました。 更にはBulletinの表紙まで。 翻って自分はというと、結局今年中に投稿まで漕ぎ着けられず、反省が残…

採択(2)

来年の6月始めから9月終わりまで、アメリカの右上あたりに行くことになりました。 学振の派遣事業で、採択の通知が遅れていたため不安でしたが、なんとか仕分けられずに行けることになったので良かったです。 一年の3分の1くらい行っていることになるので、…

Sugadaira revisited

行ってきました。 雪が積もってて寒かったですが、前回と違ってウイルスに襲われることなく、無事に帰って来れました。 魚の話がおもしろかったです。 個人的には、coalescentの本はWakeleyよりもHeinの方がわかりやすいと思います。 が、今度、立川の研究所…

採択

2月に仙台に行くことになりました。 仙台という街に行くのは初めてです。 時間があれば、山の上にあるという東北大も見学してみたいと思います。 とりあえず、今回こそは京都・北海道と同じ轍を踏まないように、早めにホテルを予約しておこう。 で、来週は菅…

更新が途絶えましたが、

生きてます。 11月はいろいろなことがありました。 北海道行きました。ひたすら雨が降ってて寒かったですが、旅館の方の対応が心温まるものでした。宿のおばあちゃんからお土産もらったの初めてです。u1さん、紹介してくださってありがとうございました。研…

本をいただきました。

セミナーで某研究所に行ったところ、同期の著者の方にいただきました。バイオロギング―最新科学で解明する動物生態学 (WAKUWAKUときめきサイエンスシリーズ)作者: 日本バイオロギング研究会出版社/メーカー: 京都通信社発売日: 2009/10メディア: 単行本購入:…

風邪ひいた。

JC、今回は2つだけ。 うなぎのバイオロギングとイヌの毛のassociation mapping。 以下うろ覚えの内容。 イギリスからサルガッソー海まで産卵に行く鰻にロガーを付けたら、意外と遅かった。また、夜は海面近くに昇り、昼は底に潜る傾向があった。遅いのは海流…

海外派遣

先輩におしえていただきました。 こちら。 300億円の補正予算額のうち、およそ224億円執行停止、22年度以降の公募取り止め。 ということで今年の分は執行されそう。あとは採択されるかどうか。

京都後記

行ってきました。 群集遺伝学について、いろいろと考えることができて良かったです。 Marc Johnson(A.Agrawalの弟子)とも話せたし。 群集遺伝学で遺伝的多様性といった時、扱いやすさからか、クローンの多様性を指していることが多いのですが、それは要す…

結局

行くことにしました。 今週末の京都の学会。 発表はしませんが、海外から来る研究者のシンポジウムが聞きたいのです。 で、先程宿を探してみたら、当然ながらほとんど空いていない。 考えた末、ドミトリーに泊まることにしました。 海外では泊まったことある…

集団遺伝学の統計的推定

とある総説に、David Baldingの解説のURLが載っていた。 こちら(psファイル)。 S(R)のコードで例が書いてあるし、近似尤度、特にrejection samplingやimportance sampling(IS)、MCMCの解説が書いてあるので、かなり参考になりそう。 ところで、Felsens…

読みました。百鬼夜行シリーズ長編第8弾。文庫版 陰摩羅鬼の瑕 (講談社文庫)作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/09/16メディア: 文庫 クリック: 43回この商品を含むブログ (117件) を見る新婚初夜に花嫁が殺される事件が四度続いた伯爵家で…

JC

Natureは、遺伝的性決定が絶滅海棲爬虫類の適応放散を可能にしたという話。「遺伝的性決定か、温度による性決定か」という形質は化石に残らないが、「胎生か卵生か」という形質との相関を考えると予測が可能になる(らしい)。現生の生物で相関をモデリング…

近況

謝辞を頂きました。Zoological Scienceの8月号。統計で少しディスカッションさせていただいただけですが。コオロギのオス間闘争と交尾行動の話のようです。 海外派遣に応募してみました。ただ、政権が変わって補正予算がどうなるかよくわからない状態なので…

羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/11/15メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 74回この商品を含むブログ (333件) を見るいろんなとこに出かける際の行き帰りの電車の中で、昔のハードカバー版を読みました。…

学会・勉強会

終わりました。 学会の方は、自分が企画したシンポジウムが無事終わって胸を撫で下ろしました。 発表してくださったみなさん、ありがとうございます。 学会自体は初めて参加したのですが、発表の多くは概ね難解で、「赤魔術」「黒魔術」的でした。勉強会の方…

合宿

山ごもりから帰ってきました。 今回も、 大正デモグラフィー 好きだよ。でもこだわらない など、たくさんの名言が生まれていました。 それはさておき、件の本ですが、「今もっとも現場から遠い保全の本」と言えるかもしれません。なんといってもウィーンの人…

公開

来週の学会発表資料と、論文のfirst draft(?)がひとまず完成したので、先生とボスに送信。 あとは、明日からの「埼玉・東京6日間の旅」に備えて、レジュメを準備しなければなりません。 そうこうしている内にいつの間にかonlineで公開されていました(以…

さきがけ

発表されたようです。こちら。 これで研究領域「生命現象の革新モデルと展開」の公募は終わり、3年後には領域そのものが終わるそうです。

接待

今日はダーウィン関係のシンポも出たかったのですが、北の方でやっていた某研究集会が終わったため、なぜか東京で接待をしてきました。 Jimとはこの夏、ドイツ・スイス・日本と3カ国で3回も会うことになりましたが、他の2人は初めて会う人たち。と思った…

JC

今日はジャーナルクラブでした。 ScienceのArticle。トウモロコシの開花時間を決めるのは、大きな効果を持つ少数の遺伝子ではなく、小さな効果を持つ多数の遺伝子という話。これはむしろヒトの身長を決める遺伝子なんかに近い。自殖するシロイヌナズナやイネ…

懸案

スイスに行く前に懸案であったところの、「1Q84」と「エヴァンゲリオン新劇場版 破」をこなしてきました。1Q84 BOOK 1作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/05/29メディア: 単行本購入: 45人 クリック: 1,408回この商品を含むブログ (1247件) …

輪読会

昨年に続き、今年も泊まりがけで進化保全生物学を読むことになりそうです。Evolutionary Conservation Biology (Cambridge Studies in Adaptive Dynamics)作者: Régis Ferrière出版社/メーカー: Cambridge University Press発売日: 2009/04/28メディア: ペー…

論文が出ました。

五女です。思い起こせば、難産でした。 これで卒論関係の仕事は三本の和文になったわけですが、肝心の英文の方はいまだ苦戦中… そして8月9月は昨年と同様、もしくはそれ以上のデスマーチになりそうな予感です。発表2、和文1、英文4かな? 夏は毎年しんどくな…

どうでもいい話

「三つ子の魂百まで」と申しますが、研究の世界においても、卒論の際の体験というのは非常に影響力が大きいものだと思います。 僕が卒論の時に所属していた研究室では、シカゴ大出版が出している雑誌「The American Naturalist」のことを「アメナチ」と略し…

塗仏・宵山

読みました。文庫版 塗仏の宴 宴の支度 (講談社文庫)作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/09/12メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 12回この商品を含むブログ (110件) を見る文庫版 塗仏の宴 宴の始末 (講談社文庫)作者: 京極夏彦出版社/メー…

帰国

無事帰国しました。 今回はドイツ・スイスそれぞれ4都市・村を3週間強かけてまわる、人生最長海外滞在でしたが、いろんな方にお世話になりました。特にDIさん、KBさん、ARKさん、TCMTさん、SMZさんにはこの場を借りてお礼申し上げます。ってあまり見てる人い…

ピラトゥスへ

土曜日のシンポジウムでの発表も無事すみ、概ね好評をいただけたので、安心して山に登ってきました。2100m以上あるのに、湖のわきの駅から歩いて登ることに。途中の農家でチーズを買ったり、野生の苺を摘んだり、写真を撮ったりしていたら山頂に着いたのは3…

ストイキ復習

今回のレクチャーで出た課題の分。 Elser et al. (2006) Early Cambrian food webs on a trophic knife-edge? A hypothesis and preliminary data from a modern stromatolite-based ecosystem. Ecol Lett 「カンブリア期の爆発的な進化の背景には、生態系中…

ルツェルン

スイスにやってきました。湖と山に囲まれた、美しいところです。 写真は日曜に登ったリギ山からの眺め。 サマースクールは今日から始まりました。 講義を受けたり、湖で魚を捕まえたりしています。 Evolution2009に行った学生がいて、「おもしろい右利きのヘ…