2017年に読んだもの

カラー図が多くて見やすい。 間違っている箇所もあるが、原因が原著か訳かは不明。カラー図解 進化の教科書 第1巻 進化の歴史 (ブルーバックス)作者: カール・ジンマー,ダグラス.J・エムレン,更科功,石川牧子,国友良樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/1…

2016年に読んだもの

映画見ました。パプリカ (新潮文庫)作者: 筒井康隆出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/06/01メディア: Kindle版 クリック: 1回この商品を含むブログを見るちょっといまいち。女のいない男たち (文春文庫 む 5-14)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋…

2015年に読んだ物。

輪読続き。イラストで学ぶ 機械学習 最小二乗法による識別モデル学習を中心に (KS情報科学専門書)作者: 杉山将出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/07/25メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る良かった。家守綺譚 (新潮文庫)作者: 梨木香歩出版社…

最近読んだもの

最近でもないけど、備忘録として。 輪読。パターン認識と機械学習 上作者: C.M.ビショップ,元田浩,栗田多喜夫,樋口知之,松本裕治,村田昇出版社/メーカー: 丸善出版発売日: 2012/04/05メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 33回この商品を含…

最近読んだもの

トルコに行く前には「コンスタンティノープルの陥落」を読んでおけば良かったと思いましたが、国内旅行の前には司馬遼太郎ですね。そしてアメリカ留学の前には藤原正彦。 安部公房は国語の教科書に載っていた「赤い繭」を読んで以来でしたが、かなり違った印…

真社会性昆虫の個人と社会

働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書)作者: 長谷川英祐出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2010/12/31メディア: 新書購入: 63人 クリック: 995回この商品を含むブログ (73件) を見るNYCの紀伊国屋書店で買ったのですが、だいぶ売…

古代DNA

昨年10月の一時帰国の際に空港で買ったもの。化石の分子生物学――生命進化の謎を解く (講談社現代新書)作者: 更科功出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/07/18メディア: 新書購入: 2人 クリック: 44回この商品を含むブログ (12件) を見るネアンデルタール・…

研究者の倫理

読みました。科学者をめざす君たちへ―研究者の責任ある行動とは作者: 米国科学アカデミー,全米科学アカデミー=,NAS=,池内了出版社/メーカー: 化学同人発売日: 2010/04/01メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログを見る短い本なのですぐ読めます…

集合行動と進化的自殺

前回の記事から一年経ってしまいました。 今日は集合行動が進化することで個体群動態が変化し、最終的に絶滅に至るという理論の論文。 集合行動は生物に広く見られる現象ですが、今回はフェロモンなどで仲間を呼ぶ昆虫を考えます。 離散世代のモデルにおいて…

論文

おかげさまで、論文が出ました。 Am NatとMBEです。 あと、Heredityに論文の紹介記事を書きました。 よろしければ読んで頂けると嬉しいです。 ちなみに現在アメリカに来ています。 寒いです。 あと二週間で帰る予定です。 帰ったらAdaptive Diversification …

2011年も半分終わり

スイスのサマースクールのメンバーで書いた共著論文が出ました。 こちらです。 Open Accessなので読んでいただけると嬉しいです。 あと、5月は別のサマースクールで沖縄に行っていました。 最近の輪読では、ここらへんを読んでいます。Community Ecology: Pr…

最近読んだ/見たもの

Coalescent Theory: An Introduction作者: John Wakely出版社/メーカー: Roberts発売日: 2016/04/22メディア: ペーパーバック クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る研究者人生双六講義 (岩波科学ライブラリー 96)作者: 入来篤史出版社/メーカー: …

1年振り返り

遅ればせながら、極私的振り返り。 1月:連載の締め切りで大変でした。 2月:東北大のシンポへ。McCannと話せたのがよかった。あと、この時に投稿する雑誌を決めたのでした。後輩と牛タン食いました。 3月:生態学会。初めてポスター賞をいただきました。そ…

2010年の終わり

読みました。生命は細部に宿りたまう――ミクロハビタットの小宇宙作者: 加藤真出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/10/08メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 66回この商品を含むブログ (7件) を見るミクロハビタットに棲み、人知れず消えゆく可能性のあ…

下巻

読み終わりました。カッコウはコンピュータに卵を産む〈下〉作者: クリフォード・ストール,Clifford Stoll,池央耿出版社/メーカー: 草思社発売日: 1991/09/30メディア: 単行本購入: 24人 クリック: 69回この商品を含むブログ (40件) を見る読み終わった後は…

上巻

カッコウはコンピュータに卵を産む〈上〉作者: クリフォード・ストール,Clifford Stoll,池央耿出版社/メーカー: 草思社発売日: 1991/09/30メディア: 単行本購入: 37人 クリック: 582回この商品を含むブログ (72件) を見る11月後半は京都への出張・進捗報告会…

読みました。

植物図鑑作者: 有川浩出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2009/07/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 397回この商品を含むブログ (358件) を見るストーリーは女性版のラノベのような内容で、先日の「数学ガール」並にあれで…

なんだかなぁ。

最近電車での移動が多いので、読んでしまいました。新潮選書 強い者は生き残れない 環境から考える新しい進化論作者: 吉村仁出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/11/25メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 49回この商品を含むブログ (29件) を見る前半は進…

Nature Precedings

8月に発表したアメリカ生態学会からメールが来ていて、Nature Precedingsに発表資料を載せたい人は登録してアップロードしてくださいと言われた。 ちなみに今年のESAの資料はここにアップされています。 論文にしていない発表内容を載せるのは抵抗感がある人…

お久しぶりです。

だいぶ更新が途絶えていました。 9月末にアメリカから帰国しました。 10月中は、新しい家を見つけて引っ越ししたり、博士課程の副論文を仕上げて提出したり、来年3月の札幌の学会の集会に携わったり、と慌ただしい日々を過ごしていました。共同企画者の方に…

一週間

過ぎるのが速いです。 今週は授業の第一回。 火曜日は先生のレクチャー。なかなか英語が早口で、しかも初めて聴く話が多いのでついていくのが大変でした。植物生理生態学と窒素循環。 木曜日は課題論文を読んできてディスカッション。 火曜日の先生の研究室…

セミナー

学期中の毎週月曜日は、学科のセミナーがあります。 他大学から研究者を呼ぶか、学科内のポスドクの人が話しているのを、お昼時に聞くものです。 お茶とクッキーが出ます。ご飯を食べている人もいました。 今週は理論集団遺伝学の話。 ポスドクの方が性特異…

新学期

学校が始まりました。 アメリカの大学の夏休みは五月下旬終わり、八月下旬始まりのようです。 新年度の始まりでもあるので、キャンパスには新入生がたくさん。 新しく来た人のために、ピクニック(湖のそばの公園でBBQ)も催されます。 先週日曜日には日本人…

イサカの哺乳類

やっと論文の手直しに目処が着いたので、大学の周りの動物について。 シカ おそらくwhite-tailed deerかと思われます。個体数はかなり多そうで、空港で飛行機がシカを轢いたりしているそうです。 道ばたにもシカ。夕方以降にキャンパスの周りで見かけます。 …

ESA

ペンシルバニア州ピッツバーグで開催された、アメリカ生態学会(ESA)に参加してきました。 会場のDavid L. Lawrence Convention Center。 今回は割と近場で、かつ同じ学科から行く人も多いので、コーネル大学の学生・ポスドクでバンを借りて行く事に。イサ…

イサカの生活

二ヶ月経ちましたが、あんまり書いてなかったので、ちょっとだけまとめてみました。 基本的にみんな五時に帰ります。でも夜は九時近くまで明るいです。 バスは大学のIDでただで乗れます。それがないと1.5ドル。家から大学までの斜面がきついので、重宝します…

桑港その2

次の日はカリフォルニア大学バークレー校に行きました。ユニオンスクエアからの行き方は、BARTのPowell Street駅からRitchmond方面に乗って、ベイブリッジを渡ってBerkeley駅へ。駅からは歩いて行けます。サンフランシスコから見て東側の対岸にあたります。…

桑港その1

6月30日にポートランドを発って、サンフランシスコに着きました。久しぶりの大都会。 ユニオンスクエア。 まず、スタンフォード大学へ。ダウンタウンからの行き方は、電車(CalTrain)の駅まで歩いて、そこからPalo Alto駅まで鈍行で一時間。駅からは、Margu…

遅ればせながら、

オレゴン州ポートランドで開催された、Evolution2010に行ってきました。2008年のSMBEに続き、二度目の国際学会参加。詳細はハワイのSGURさんのブログを読んでいただくことにして、個人的な感想を。 要旨の提出がない SMBEでは要旨を提出して査読(?)される…

Evolution

オレゴンの学会の飛行機とホテルの予約をしました。 飛行機はこのページ、ホテルはこのページで。 イサカからポートランドへは乗り継ぎ2回のフライト…かなり不安です。 学会は、Sean Carrollの講演から始まって、Robert Holt、Michael Doebeli、Patrik Nosi…