うしなわれたもの
短編集とエッセイ。
基本的なコンセプトは「喪失感」だと思います。
ロストジェネレーションだけに。
フィッツジェラルドが成功した時代、タクシーの座席で
もうこれ以上幸せにはなれっこないんだ
と実感して泣き始めたという、不安を感じる感性はちょっと想像を上回っていたけど。
以下目次。
- フィッツジェラルド体験(村上春樹)
- 残り火
- 氷の宮殿
- 哀しみの孔雀
- 失われた三時間
- アルコールの中で
- マイ・ロスト・シティー(エッセイ)
- 作者: スコット・フィッツジェラルド,村上春樹
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1984/06
- メディア: 文庫
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その内再読&「夜はやさし」も読んでみたいと思います。
それから、この漫画はこちらのブログに触発されて買いました。
- 作者: 鶴田謙二,梶尾真治
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2008/05/20
- メディア: コミック
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漫画の魅力は、画力によっても大きく左右されますね。
昔、青春18で北海道から東京まで帰った時、こんなことがあったのを思い出しました。
そのうち小説版も読む予定。