実験生態学
- 作者: 藤井宏一,川端善一郎,嶋田正和
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 1994/12/01
- メディア: 単行本
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- 資源=アズキやリョクトウ
- 植食者=マメゾウムシ
- 捕食者=寄生蜂
で、どのような条件で共生できるか、とか。近縁種でも、組み合わせによってすぐ崩壊する系や、数百日持続する系などに分かれる。直感とはかけ離れたような結果が出てくることがあるのも、数理生態学でモデルを立てるのに似てる。
普段なんとなく感じているより、生物が共存するって大変なことですね。一種だけ異常に増えたり、一気に絶滅したり。生態系が安定することと、生物の形質がより多く子孫を残せるものだけ残ってきたこととは違うし。
シャーレの実験の話を聞いた後では、前にも増して地球上にこんな多様な生物が生きているのが不思議に思えてきました。