複雑系

以前「複雑系」とは何か (講談社現代新書)を読んだときは、思ったより哲学的なことが書いてあって、やや不満だったんですが、その点こちらは期待していた入門書といった感じでした。

複雑系入門―知のフロンティアへの冒険

複雑系入門―知のフロンティアへの冒険

個別の概念や用語の説明におちいりがちなのを、最初と最後に分野全体を鳥瞰することで全体の文脈の中での意味を取りやすくなってます。図も多くて、カオス結合系と内部観測のところ以外は比較的わかりやすかったと思います。



そういえば今日、ボディプランをボブディランだと思ってしまいました。衝撃・・・