この興味の拡散具合。

最近、とくに顕著な気がします。
というわけで今日は↓を読みました。

パウワウ―アメリカン・インディアンの世界

パウワウ―アメリカン・インディアンの世界

写真家である筆者が20年以上居留地に通い続けて撮った写真を交えたエッセー。
ナバホの大家族との交流がメインかと思いきや、最後にいきなり出てきます。
中心テーマがやや拡散気味で、文章の流れにときどき違和感を感じるのは、筆者が文筆を生業としないからだろうか?
でも写真はさすがに美しい。
ネイティブ・アメリカン
リトル・トリー

リトル・トリー

に出会ったときから気になる存在だったんです。
この作品はかなりおもしろい。子育てをするなら、自然の中でこういう風に育てたいものです。
が、作者がKKKだったと知ったときはショックでした。
ジェロニモ

ジェロニモ

まぁこちらは普通かな。伝記的な英雄もの。
アメリカ・インディアン:奪われた大地 (「知の再発見」双書 (20))

アメリカ・インディアン:奪われた大地 (「知の再発見」双書 (20))

これは駒場時代に大学の図書館で見つけて読んだもの。
図表が多くて読みやすく、一通りの歴史の流れや、あまり触れられることのない東部の部族のことがわかって結構満足でした。これは名作。
映像にかなりこだわっているようで、当時のfrontierにいるような気分にさせてくれます。
そして、スー族とケビン・コスナー扮するジョン・ダンバーとの交流がいい。タタンカはバイソンって意味なんだとわかりあえた時とか、ちょっと感動します。
個人的には「ラストサムライ」を見たとき、この作品のパクリかと思いました。
たそがれを迎えた民族に挫折を経験した白人が入っていき、葛藤を乗り越えながらわかりあっていくという過程はもろ一緒です。
あ、あと現地の美女を妻にするとことかも(笑)
のだめカンタービレ(15) (KC KISS)

のだめカンタービレ(15) (KC KISS)

今日研究室ではこれ読んでました…。ごめんなさい。
モーツァルト、聞いてみたい。