バビロンに帰る

読んでみました。

大恐慌という時代も関係しているんだろうけど、loserとかfailureとかいった苦みのある短編集でした。
内容は、

  1. ジェリービーン(The Jelly Bean)
  2. カットグラスの鉢(The Cut-glass Bowl)
  3. 結婚パーティー(The Bridal Party)
  4. バビロンに帰る(Babylon Revisited)
  5. 新緑(A New Leaf

と、それぞれに関するノート、巻末に訳者のエッセイ。
エッセイは、特にフィッツジェラルドのアッシュヴィル時代について。


やはり「バビロンに帰る」が一番すばらしいんだけど、僕は「結婚パーティー」みたいな話も好きです。