別刷り

届きました。
でも、よく考えたら渡す相手がいません。


さて、同期の修論発表会に行ってきました。
発表された方はお疲れ様でした。
二年なんてあっという間です。
発表内容はまぁ、いろいろと。
この専攻の修論発表会に出るのは四年目ですが、年々博士課程に進むヒトは減ってきているようです。
需要のない所に人材は流れないのは当然なのかもしれませんが。


その内読まなければいけない本。

Theoretical Ecology: Principles and Applications

Theoretical Ecology: Principles and Applications

輪読してるそうです。


The Unified Neutral Theory of Biodiversity and Biogeography (Monographs in Population Biology)

The Unified Neutral Theory of Biodiversity and Biogeography (Monographs in Population Biology)

統一中立理論。
昨日は、群集はニッチ分化している上に、移動分散によって中立的に形成されるということ?と思っていたんですが。
こちらを見ると、この理論では「ニッチが群集の構成にほとんど関与していない」としているらしい。
で、群集内のspecies abundance分布がゼロサム多項分布に従うか検証して、当てはまらないと結論付けている。
こっちでも、同様の結論かな。


それから、カブトエビに反応するミジンコの話が出てました。
それまで種特異的な形質だと思われていたミジンコの「イバラの冠」が、カブトエビに対する誘導防御らしいことがわかったそうです。


もう一つ。
MCMCglmmなるパッケージが出たらしい。