留学しとく?

ということで↓読んでみました。

アメリカの大学院で成功する方法―留学準備から就職まで (中公新書)

アメリカの大学院で成功する方法―留学準備から就職まで (中公新書)

う〜ん、こういった本って著者の経験談・苦労話になる危険性が高いけど、この本では意識的にそれを避けているようでした。留学に役立つマニュアルを書こうという姿勢はわかるのですが、いかんせん社会科学系の人しか参考にならないんじゃないかという感がぬぐえません。
理系が留学しても1日1冊読書の課題なんてありえないだろ。
しかしながら、厳しいコースワーク、TAの仕事、博論の書き方、テニュアの取り方などの仕組みがわかりやすく書いてあって、知られざるアメリカの大学院の仕組みを覗いた気になりました。特に本の内容を理解するために書評を読むって技術、僕も賛成です。
ともあれこれを読んで、修士課程は日本に行くことを決意しましたw