テストが終わった。

終わりました。と言っても、やどかん・りょっこう・えんかん*1の3つしかなかったのだけど。
で、Y臣さんから借りてきて一晩で読みました。

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

泣けた。僕は小説を読んで感動するということがあまりない人間だから、これは結構珍しいことだった。
だいたいベストセラーになった某小説を読んでいても、恋人が不知の病にかかって死んでしまうなんて設定の時点で、読者をなんとか感動させてやろうとする作者の意図がすけて見えるようで、なんだか一歩引いてしまうのだけど。この本は違ったようです。
その原因が実話をもとにしたものであるからか、作者の思いが強く伝わったからか、親子の愛ってものが結局一番強いからか、それはわからない。でも、いつかやってくる「その時」を、今までになくリアルに感じることができた。
とりあえず、もっと親孝行します。

*1:それぞれ、野生動物管理論・緑化工学・沿岸環境動態論を勝手に略したもの。農学部の講義は名前が長いです。