THE ELEPHANT VANISHES

「象の消滅」 短篇選集 1980-1991

「象の消滅」 短篇選集 1980-1991

象の消滅」では、象が消滅してしまう。「カンガルー日和」ではたしか、雨の日に一人でカンガルーを見るために動物園を訪れる。
村上春樹は動物を登場させることが多い作家だろうけど、とくに動物園の描き方が好きだ。



別にそれとはなんの関係もないんだけど、今日は研究室の先輩の手伝いで動物園に行ってきました。
アジアゾウの糞を洗って、その中から種を探す作業。
普段デスクワークが多いだけに、なかなか楽しいものでした。
研究室に帰ったら、「ゾウくさい」って言われたけど。



で、今日読んだのがこれ。

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

TOEFLのWRITINGで感じたのは、「たぶん日本語でも文章を書くのがむり…」ってこと。
構成力なんかが基本的に欠けてると思ったので、昔買って積んどいたのを読みました。
書ける人には当然のことなんだろうけど、文章の構成やパラグラフの話が特に参考になりました。
でもこの本、初版発行が1981年。
「文章の順番を入れ替えられるよう、机にはさみと糊を用意しておこう」、とか、「最近はOHPを使う人が増えているようだが」とか、ひたすら時代を感じます(笑)