TREE

4月号のOpinion
捕食者が直接被食者を食べることによって被食者の数が変わる効果は長い間検討されてきたが、被食者が捕食者を避けるという行動・形態等を介した反応(リスク効果)が被食者の個体群動態にどう影響を及ぼすかは結構見過ごされてきたんじゃない?っていう意見らしい。
要するに、前者しか考えていない場合は、リスク効果がほぼ無視できるか、もしくは食われる効果と正の関係があるって仮定してるわけだけど。
しかし、実際に無視できないほど大きいこともあるし、進化的な反応まで考えれば、食われる数とリスク効果が負の関係になっている場合も考えられるわけでして…という話。
でもこれって、測定して定量的に評価するのって難しそうだよね〜