どうでもいい話

「三つ子の魂百まで」と申しますが、研究の世界においても、卒論の際の体験というのは非常に影響力が大きいものだと思います。
僕が卒論の時に所属していた研究室では、シカゴ大出版が出している雑誌「The American Naturalist」のことを「アメナチ」と略しており、それが普通だと思っていました。
ところが大学院に来てみると、助教の先生が「アメナチュ」と呼んでいるのに衝撃を受けました。確かに「最初の2文字を取る」という日本語略語の作り方に厳密に従うならば、「アメナチュ」の方が正しい気がします。
そして海外の人たちはどうやら「Am Nat」の表記そのままで呼んでいることが判明しました。「アムナット」みたいな感じですかね。それでは「アメナチ」「アメナチュ」はどうか?と聞いたら、爆笑されました。
それでもやはり個人的には「アメナチ」の方がしっくりくるような気がします。


その他に気になる呼び方としては、「Journal of Ethology」の略称「ジャエソ」があります。いかにも一般的ではなさそうな呼称ですが。
さらに研究室に入ったとき、「Oecologia」は当然「オエコロジア」だと思ってました。現在では「エコロギア」と呼んでいますが、それもあまり確信はありません。