2010年の終わり

読みました。

生命は細部に宿りたまう――ミクロハビタットの小宇宙

生命は細部に宿りたまう――ミクロハビタットの小宇宙

ミクロハビタットに棲み、人知れず消えゆく可能性のある微小な生物への愛情が伝わって来る本でした。
ミミズハゼ見てみたい。「日本の渚」も読まないと。
チェンジング・ブルー―気候変動の謎に迫る

チェンジング・ブルー―気候変動の謎に迫る

古気候の変動を、同位体・天体運動などから調べる研究者達の話。
翻訳書と見紛う、和書に珍しい骨太な印象。
Photobook植物細胞の知られざる世界

Photobook植物細胞の知られざる世界

京都に行った際に著者の方のサイエンス・バーに同席する機会があり、買わせていただきました。
写真がとてもきれいです。
月刊 秘伝 2011年 01月号 [雑誌]

月刊 秘伝 2011年 01月号 [雑誌]

学部時代のサークルの先生が特集されていたので買ってしまいました。
真面目な弟子とは言い難かったですが、いろいろと言われたことも意外と覚えているものです。
カッコカワイイ宣言! 1 (ジャンプコミックス)

カッコカワイイ宣言! 1 (ジャンプコミックス)

小中学校の同級生が描いた漫画。
ネット界隈では特に人気なようで…何か不思議。
ユリイカ2010年12月号 特集=荒川弘 『鋼の錬金術師』完結記念特集 (ユリイカ詩と批評)

ユリイカ2010年12月号 特集=荒川弘 『鋼の錬金術師』完結記念特集 (ユリイカ詩と批評)

知り合いの方が寄稿されてました。
錬金術を科学と読み替えて見直してみるとおもしろいかも。


ついでに、クリスマス前後にはこれらなども再読。

太陽の塔 (新潮文庫)

太陽の塔 (新潮文庫)

四畳半神話大系 (角川文庫)

四畳半神話大系 (角川文庫)


で、来年の札幌の集会の日程を考えてみました。
初日:藻類→社会性?
二日目:適応/陸域水域→社会寄生/データ解析
三日目:ゲノミクス→ランチョンセミナー
四日目:島嶼/迅速/メソ→情報
五日目:制限機構/微生物
実際に聞きたいものは殆どかぶっているので、適当に動きながらということになりそうです。


今年は3本(共著も含め)論文投稿できたところまでは良かったのですが、受理まで漕ぎ着けられなかったのがなんとも残念でした。来年はこいつらの受理と残りの仕事3本の投稿を目指したい。
アメリカに4ヶ月滞在したことも大きな出来事でした。ポスドクについての具体的なイメージが持てたような。
連載はとりあえず年2本というペースで書けてるということで。来年はついに最終回を迎える予定です。
学会は、EvolutionとESAが楽しかったです。いろいろな人に会えたし。
来年は博士課程も最終学年ということで、気合い入れていきたいところです。
それでは皆様、よいお年を。