図書館で、汗をかく

そんな経験ってありますか?普通本を静かに読むか借りるかする場所だし、あまりそういった人はいないんじゃないかと思います。
僕は水曜日から3日連続で、そんな貴重な経験をしています。バイトで。
そもそもの始まりは学科の友達に農学部図書館の掲示板に張ってある募集の存在を教えてもらい、気軽に申し込んだことでした。仕事の内容は本の移動。しかし、内容は予想以上にハードでした。
立ち入り禁止になった地下の部屋で、本(てか学術雑誌のバックナンバーをまとめて製本したもの)を本棚から取り出し、段ボール箱に詰め、カートに乗せて狭い本棚の隙間を運び、決められた場所に積み上げていくというもの。
それが3人で1時間に80箱ほど。朝10時から夕方5時まで、3日間8人で約1700箱。
ありえん。やってみればわかるけどめちゃめちゃ疲れる。そして筋肉痛。
運んでも運んでもなかなか終わらないこの膨大な資料を、運ぶよりはいっそ燃やしてやろうかと殺意を覚えたのは一人だけではなかったはず(笑)

それでも、農学部図書館には恐ろしくまとまりのない雑誌の蔵書があることがよくわかりました。
一番受けたのはAmerican Journal of Potato researchアメリカの、しかもジャガイモ限定の雑誌なんて誰が年に何回読むんだ?って言ったらたぶん怒られるんだろう。
そして、American Journal of Physiology。古いものをとっておくのは良いことですが、いったいどこの誰が1899年(明治32年の生理学の論文なんて参考にするんだろうか?
他にも、経済、高分子、生態学寄生虫、海の毒物、田舎についての雑誌などなど。
月曜と火曜も続きますが、これまでの3日間よりは楽になるはず。一緒にやったみんな、お疲れ様でした〜