また。

Mol Ecolの論文
多くの実証研究が、複数ある分集団のそれぞれの生息地の環境(in situ)で育った個体の表現型からQSTを計算している。
このようなQSTは環境と遺伝子型の相互作用(表現型可塑性)の影響を受けている(PSTと呼ばれる)。
というか、そもそも相加的遺伝分散の仮定を満たしているかもわからない(けれど、Hill et al. (2008)のような研究もある)。
したがって、単にFSTと比較するのは準備的な段階であると位置づけるべきであり、要注意。
という論文。