イサカの哺乳類
やっと論文の手直しに目処が着いたので、大学の周りの動物について。
- シカ
おそらくwhite-tailed deerかと思われます。個体数はかなり多そうで、空港で飛行機がシカを轢いたりしているそうです。
道ばたにもシカ。夕方以降にキャンパスの周りで見かけます。
アメリカと言えばイエローストーンのオオカミ再導入が有名ですが、同じ学科の人曰く、ニューヨーク州でもオオカミを入れたい人がいるのだとか。
- リス
Eastern gray squirrelとシマリスがいます。
こっちのタイワンリスみたいな大きい方が度胸があって、シマリスは小さくて臆病です。
少しでも緑地があればどんなとこにでもいるリスですが、逆に日本にはいないのが不思議。
単にニッチが空いていて、だからこそタイワンリスが爆発的に増えているのか?
- ウサギ
Cottontailの一種だと思います。
キャンパス内の芝生、特になぜかSage chapelという教会の周りでよく見かけます。
- ウッドチャック
Woodchuck、もしくはgroundhog。
陸に穴を掘って棲んでるビーバーみたいなげっ歯類。こいつも夕方に出てくる上、すぐ巣穴に逃げ込んでしまうのであまりいい写真が撮れません。
通学路の墓場にたくさんいます。
先日行ってきたペンシルバニア州では、啓蟄のような日に哀れなウッドチャックをかり出す行事があるそうです(Groundhog day)。
- シマスカンク
Stripe skunk。
思ったよりも小さい。幸い、まだその臭さは実感していません。
動きは若干鈍いようです。
数が少ないようで、他の獣達に比べてあまり見かけません。
これも夕方、キャンパス内の道ばたでの写真。
- ヒト
東海岸の田舎町、ということで白人の方が多いように思われます。
イロコイ連邦の近くの筈ですが、先住民の方はまだ見かけた事がありません。
Cayuga lakeなど、部族名から来ている地名もあるそうです。
先週の金曜日から、キャンパス内に一気にヒトが増えたと思ったら、来週木曜から新学期が始まるそうです。
気付いたら、早いもので帰国まであと40日ほど。