2008-01-01から1年間の記事一覧

文明とは伝達である、

もし何かを表現できないなら、それは存在しないのも同じだ。 村上春樹「風の歌を聴け」より。 そういえば、近所のTSUTAYAにこんなんありました。風の歌を聴け [DVD]出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発売日: 2005/09/22メディア: DVD クリック…

深まる秋

先日、コンビニに昼飯を買いに行ったらシマヘビがひなたぼっこしていました。 そのわきにはなぜかニホントカゲが。 ジョロウグモはたいていメスとオスが一つの網にいます。 よく見るとイソウロウグモらしき小さいクモがいたり。 ルリタテハも見ました。 日当…

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今度の学会でシンポジウムやることになりました。 今回の個体群はかなり進化の色合いが強い印象を受けるのですが、その中でも共進化がメインかつ、理論と実証を絡めた話というのが特色でおもしろいと思います。 お時間がありましたら、ぜひ。

衝撃

を受けました。 まぁアオサギなんて、でかいだけで見てもあまりテンションの上がる鳥ではないと思っていたんですが。 ウサギを食べるアオサギ。 水中に突っ込んで窒息させるという高等テクニックを使っているようです。 そう言われればサギの目というのはか…

秋の花

こないだ撮ったもの。 アキノキリンソウ。 キク アザミ マツムシソウ ワレモコウ イタドリ 紅葉。 ツリガネニンジン 名前がわからない草 花にもぐるハナムグリ カワラナデシコ

読書の秋

読んでみました。ぼくらの 8 (IKKI COMIX)作者: 鬼頭莫宏出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/01/30メディア: コミック購入: 8人 クリック: 45回この商品を含むブログ (117件) を見る去年アニメ化されたもの。 設定は残酷ですが、わりと淡々と話が進みすぎ…

母校へ

土曜日はバイトなので、終わった後弥生へ。 EcologyやHeredityなど、普段読めない雑誌をチェックしてました。 九月号では、non-comsuptive predator effect特集が。 TREEでも似たような話があったのを思い出しました。 あと、先輩のMCMC計算。 事前分布を変…

京都

行ってきました。 大原は初めて行きましたが、なかなか趣のあるところでした。 寂光院参道。 お堂は昔焼けたらしく、新しい。 ノキシノブ。 大原の里。 京都タワー。 八坂神社。

サクラ

バグ取りの合間にこれを読みました。DNA fingerprintingを用いてソメイヨシノとオオシマザクラ、エドヒガン、そしてオオシマとエドの雑種を調べたら、やっぱりソメイはオオシマとエドの掛け合わせからクローンで広がったっぽいという話。

評価は文脈を免れない

芥川賞って「蹴りたい背中」だったかな?インストール (河出文庫)作者: 綿矢りさ出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/10/05メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 166回この商品を含むブログ (285件) を見るすぐ読めるけど、あんまおもろくなかった。女…

JC

今週の激熱論文はこれでした。 なぜ牛や鹿は南北を向くのか、ていうかそもそもなんでこんな研究をしようと思ったのか、全ては現在僕がやっているプログラミングのバグと同様、謎という名のベールに包まれています。 それにしても、Google Earthを使って研究…

最近、

僕のMacBookProに入っているPerlが言うことを聞いてくれません。 たとえば、 コメントアウトしようとすると怒る。 エラー報告が適当(全部「1行目でエラー」って言う)。 forループやwhileループを認識してくれない。 3まで来るともはや故障と言ってもいい…

3周年

このweblogも気付けば今日で3周年を迎えました。 果たしてこの3年の間にどれだけ成長できたかはわかりませんが。 次の3年間では「博士」と名乗れるくらいの能力を身につけてみたいものです。 閑話休題。 先日、髪を切りに行きました。 今年の3月に一度行った…

ここ最近読んだもの。

Bradshaw & Schemske 2003 Nature ゴマノハグサ科ミゾホオズキ属の植物2種では、一遺伝子の変化で花の色が変わる。 その結果、送粉者(マルハナバチとハチドリ)の訪花頻度も変わるという話。 掛け合わせて色違いを作って、フィールドで訪花頻度を観測して…

名古屋後記

行ってきました。 今回も、 「きいろブドウ球菌」 「遺伝学をやらないのは生態学の必要条件ですか?」 といった数々の名言が。 以下感想。 名古屋 特に観光できませんでしたが、ヤバトンは行ってみました。 豚が素敵。 学会 高齢化が喫緊の課題のようです。 …

ここ最近読んだものたち

今更ですが、漫画も読書だと思います。鋼の錬金術師 20 (ガンガンコミックス)作者: 荒川弘出版社/メーカー: スクウェア・エニックス発売日: 2008/08/22メディア: コミック購入: 18人 クリック: 91回この商品を含むブログ (245件) を見るそろそろ最終回へ向け…

東大の

入江さんの研究がexcite newsで紹介されていました。 ここ。 それから、鳥学会では学会発表の方法についてのレクチャーが公開されています。 ここ。 参考にさせていただきます。 今日は鵠沼海岸でビーチバレーに行ってきましたが、行き帰りの小田急が長かっ…

八月も終わり

今回のJCは、 Nature, Science, PNAS, PLoS B & G, Genome Research, MBE, TREE です。 Natureでは巨大カンガルー。 タスマニアで見つかった化石により、どうやらカンガルーは人による狩猟で絶滅したっぽいとJ. Diamondが書いている。 もとの記事は今週のPNA…

解説記事

書いてみました。 これ。 前半がベイズとMCMCについて、 後半が階層ベイズを使った反応拡散モデルのパラメータ推定についての話です。 身近に数理生物学会の会員がいる方は、ぜひ読んでみていただけるとありがたいです。

駒場、アゲイン

今日はバイトの後、学会で頭が疲れたので、体を動かすべく合気道してきました。 実際はほとんど雑談しながら木剣を振ってましたが。 なんてことをやっていたら送るべきメール忘れてた〜 ごめんなさい。 このページ見て、非会員は値段変わらないか〜、とか思…

学会終了

今回は、大会運営の大変さを実感する学会でした。 特に二日目の3連続会場係と「例のあの人」が元気なのはきつかった… とはいえ、わりと自分の興味のあるシンポなどに割り振ってもらえた方なので、有意義な話が聞けました。 Evolution experiment & theories…

可不可

そういえば駒場のとき、可と不可しかない成績表のことを「カフカ全集」と呼ぶのだとか聞いたような気がします。カフカ短篇集 (岩波文庫)作者: カフカ,池内紀出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1987/01/16メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 112回この商品を…

河川敷

以前、荒川上流の河川敷に行った時の写真。 エノキについてたミノムシ? キノコ。 カワラナデシコ。 ここは毎年火入れしてるそうです。 ショウリョウバッタ? 入道雲。 ほんとのクモ。 希少種のイヌハギ? とりあえず、暑かった…

お買い得

ふらっと寄った地元の本屋で、九天社の本が一冊100円で売ってました。The R Tips―データ解析環境Rの基本技・グラフィックス活用集作者: 舟尾暢男出版社/メーカー: 九天社発売日: 2005/02メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 20回この商品を含むブログ (34件…

ザリガニ奇譚

ある日、母が職場から「ミステリークレイフィッシュ」なるザリガニをもらってきました。 どうやら、単為生殖できるという、今話題(?)のザリガニらしい。 これが発見された経緯はNatureの記事に載っています。 曰く、産地不明でドイツの市場で流通していた…

simulation

最近、アジカンのワールド ワールド ワールドをエンドレスで聞いてます。 特に「惑星」が良いです。 で、モデルですが。 いつまでもMathematicaのNDSolveで解いているわけにはいかないので、C++で書いてみました。 オイラー法って、テイラー展開の第一項と第…

寄生の話

生態学会誌が届いたので、kgmさんの受賞論文を読みました。 ツボカビが食物網の中で重要な役割を果たしている話。 最近のnatureにも似たような話がありましたが、最近読んだイザベラ・バードの日本奥地紀行 (平凡社ライブラリー)作者: 宮本常一出版社/メーカ…

TeX日本語化

mac

前に書いた、MacTeXの不便さを解消するために日本語化。 ここを参考にして、pTeX(Big)をdownload。 下の方にあるGhostScriptもdownload。 dmgファイルを開いて、pkgファイルをクリックしてinstall。 pTeXの方に入ってる、pdfmFontChangerも実行。 TeXShop…

恒例の

JC。 今回一番熱い話は、間違いなく獣が飲酒する話だと思っていたのだけど、 うちの大学院はそもそも酒が飲める人がほとんどいないので、あまり共感が得られなかったようだ。 花の蜜を酵母がかもした、最大で3.8%のアルコールとは、なかなか美味しそうですね…

打ち合わせ

弥生に行ってきました。 学会誌の論文について。 ダミーデータを作成して推定することになりました。 後の問題は一般的な手法との比較でしょうか。 更に引き続き、いただいたコメントをもとに原稿直し。 読み手のback groundを考えることは大事ですね。 つい…